谷口ジロー『犬を飼う』は、犬を看取るまでの1年足らずの日々を描いたマンガです。
何年か前に姪から貰って読み、以後数回読み返し、その都度、涙・・・
そして、ハナを送った今、介護の様子に共感しつつ、改めて感慨深く読み直しました。
最後のページ、愛犬タムとの思い出の河原を訪ねて・・・
そこには広々とした
河原があった。
けれど・・・・・・今
かたわらを駆けぬける
タムの姿はない。
たかが犬一匹
・・・・・・
しかし、なくしたものが
これほど大きなものだとは
思わなかった。
そして、タムの死が
私たちに残して
くれたもの・・・・・・
それは、さらに大きく
大切なものだった。
(マンガですが、市の図書館にもあります。
実は、姪から貰った文庫版が行方不明で(←コラッ!)、写真は図書館で借りた単行本です^^;)