11月14日神戸を訪れた目的は、『デ・キリコ展』でした。
これまでキリコには全く関心がなかったのですが、この度なぜか突然ムクムクと興味が湧いてきて、神戸市立博物館までやってきました。
派手な衣装を着けた自画像から始まり…
(撮影可の作品が7〜8点ありました。)

摩訶不思議な絵(『形而上絵画』と言うらしい)が次々と現れ…
奇妙キテレツな発想に感心するやら、あっけに取られるやら…
重厚に塗られた画面に圧倒されつつも…
「よくもまあこれだけ描いたものよ

」と終には笑えてきて、
「キリコさん、もうこれぐらいで勘弁してください

」と言いたくなるほど大満足の楽しく刺激的な展覧会でした。
キリコ自身も面白そうな人です。(こんな絵を描くのですから当たり前)
今まで長い間全く関心なく過ごし、この秋突然『キリコ押し』になる…
まだまだこの先何があるか分かりませんね

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